南海キャンディーズ・山里亮太が語る、キングオブコント出場芸人の「事務所内格差」

25日放送のTBSラジオ「山里亮太の不毛な議論」で、南海キャンディーズの山里亮太が「キングオブコント2013」の決勝を巡る秘話を明かした。

23日に行われた同イベントでは、お笑いコンビ・かもめんたるが優勝。決勝戦では2,988組の中から予選を勝ち抜いたうしろシティ、鬼ヶ島、かもめんたる、天竺鼠、アルコ&ピース、TKO、ジグザグジギー、さらば青春の光らが覇を競った。

同じ松竹に所属していた「うしろシティ」と「さらば青春の光」

山里が語ったのはこのうちの、うしろシティとさらば青春の光について。この二組はともに同じ松竹芸能に所属していた頃に「不毛な議論」に出演したことがあるという。なお、さらば青春の光は3月に同事務所との契約を解除している。


山里は放送で「誰が1位だ、誰が2位だ、俺にはわからない。面白いか、面白くないか、俺は自分の感覚で『うわぁ、楽しい』って観てるだけなんだけど」と前置きしながらも、「さらば青春の光ですよ」「超面白かったよね、ネタ」「うしろシティの一本目、(点数)低すぎない?なんかあるのかな、探りあいとか」「俺は一本目、面白いなぁ」と語り、二組のネタを絶賛。さらに「うしろシティという太陽、さらば青春の光という月。その二つが舞台上で、めっちゃ面白いコントしてるって、俺は凄いときめいちゃってさ」と、同じ事務所でライバル関係だった二組の活躍に感慨深い様子を見せた。

なかでも、山里はさらば青春の光に対して格別の思い入れがあったようだ。というのも、彼らの独立直前には「契約トラブルのため事務所を移籍」といった憶測が報じられたり、ライブが中止されるなどの騒動があったからだ。松竹芸能も契約解除の理由を「度重なる話し合いの結果、これ以上彼らの芸能活動を支えることが不可能と判断した」などと発表しており、「円満ではない」退社のイメージが広がっていたのである。

これを踏まえ、山里は「あんだけ去年のキングオブコントで脚光を浴びて、『面白い、面白い』って言われて。本当はあそこからもっとドカンといける予定だったけど、色んな事情で事務所を出ることになって」と述べ、二人の苦難を思いやっている。さらに「事務所を出て腐ることなく自分たちが立てる場所を探しては、新作をやって、コントの腕を磨きまくってきた。それがちゃんと実を結んでああいう面白いコントを持って一年後にまた(舞台に)立って、ちゃんと評価されてるって姿、あれに(心を)打たれたよ」と語り、ハンデ乗り越えて結果を出した二人に賛辞を贈った。

事務所内での扱いの「格差」を明かした、さらば青春の光

また、山里は二人に強く思い入れを抱いたきっかけも明かしている。さらば青春の光は「不毛な議論」出演の際、「うしろシティが推されてんですよ」と事務所内での扱いに格差があることを打ち明けていたそうだ。山里は「いや、そんなことないよ。さらば青春の光も推されてる」と諭したが、「じゃあ、見てください」とそれぞれの単独ライブのチラシを渡されたという。

山里によれば、うしろシティのチラシは「ツルツルしてるし、写真もオシャレなんだよ」と語るほど立派なもの。しかし「キングオブコントで活躍したなら、これくらい普通でしょ。これに対して怒るのはおかしいよ」と反論したが、もう一枚のチラシを見て考えを改めたそうだ。なぜなら、さらば青春の光のチラシは「小学校の時のテスト用紙みたいなわら半紙」「汚い衣装を着た二人が直立不動になって、白バックで写真撮ってる」と表現するほど、貧相な印象のものだったというのだ。これには山里も「推されていない」と思わざるを得なかったようだ。

最後に山里は「芸人さんがいっぱいいるって審査員のあのシステムでさ。問題を起こして…問題起こしちゃいないんだよ?別に。色々叩かれたりだとかする中で、あんだけのパフォーマンスをやってさ。点数もちゃんと勝ち取って」と、キングオブコントでの二人を改めて褒め称えた上で、「フリーになっちゃったから、ツヤツヤの紙で広告なんかできないだろう」「もしさらば青春の光が次の単独やるんだったら、ツヤツヤの広告俺が出してやる」と、二人を支援することを宣言した。

すると、放送を聞いていたさらば青春の光の森田哲矢が「不毛な議論聞いてたら山里さんが我々のお話しをしてくれている!しかもなんか頼んだら単独ライブのチラシ作ってくれるらしい!何かが始まりそうな予感!」とTwitterで投稿。その後、飛び入りで同番組に登場し、次回の単独ライブのチラシと和紙の名刺を作ってもらう約束と、山里が主催するお笑いライブ「山ちゃん祭り」への出場権を獲得している。

昨年のキングオブコント決勝で、さらば青春の光は2位。さらに今年も4位と、ハンデをモノともしない結果を残している。フリーならではの不利な点もあるだろうが、山里のような心強い先輩を得て、光明が差したのではないだろうか。




(提供元:livedoorトピックニュース より)